夢は「人の心に残る作品を創りたい」 漫画家かいち Vol.6

インタビュー

今回は、漫画であるかいち先生にインタビューさせていただきました!

内容については、漫画家としてどのような苦労があって乗り越えてきたのかを主に聞いてみました。
話せば、話すほど深みが出てくるかいちさん。

ぜひ、インタビューお楽しみください!!

自己紹介

りょう
りょう

かいちさん、よろしくお願いいたします!

早速ですが、自己紹介お願いできますか?

かいち
かいち

はい!

かいちと申します。

漫画家をやっていて個人で電子書籍を出版していたりしています。

今は、自分の電子書籍の印税とかスポンサーさんから頂いたお金とかファンクラブ運営でなんとか

なんとか暮らしております(笑)

りょう
りょう

なるほど、それで生活ができているのはすごいと思います!

【かいち】漫画家。代表作品、「仮想通貨体験記」は漫画サイトのピッコマで30万いいね獲得。20歳から漫画家を目指し、出版社に通い始める。6年間通って、実績がなかったのでどうしようかと悩んでいたところインターネットに可能性を見出す。そこから、Twitterを初めて現在ではフォロワーは5000人強。50本のオリジナル作品をつくることを目標に活動中。

どんな漫画を描くのが好きですか?

りょう
りょう

ちなみに、漫画家さんなので伺いたいのですが

かいちさんは、どんな漫画を描くのが好きなんですか?

かいち
かいち

紆余曲折あって、色々あったんですけど

最初はファンタジーに憧れてて、それはRAVEとかワンピースとかが好きから始まっていてそれを書きたいと思ってた感じかな。

かいち
かいち

ここ何年かは、人間に興味を持ち始めていて今読んでいる漫画で言うと

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

おやすみプンプン

とかが好きでそういう話を書きたいなと思ってる。

りょう
りょう

ファンタジーから、人間味溢れる世界って真逆すぎて面白いですね!!

ちなみになんですが、何がきっかけで変わったりしたんですか?

かいち
かいち

きっかけで言うと、まず漫画家始めた20歳の時は出版社に漫画を持っていたんですよ。

それを6年ぐらい続けていて、最初の1年は出版社の方と絵の練習してそこから今度は作品をドンドン持ってきてと言われてファンタジーを持っていって。

でも、貴重な打ち合わせに一つの作品だけ持っていくのはもったいないから、必ず自分の好きなファンタジーと自分の好きなスポーツ漫画(学園もの・青春もの)の2つを見せたんですね。

かいち
かいち

その時、担当者からファンタジーはボツって言われてでも学園系青春のものはアドバイスをくれるんですよ(笑)

そこで、俺ファンタジー向いてないなってきずいた(笑)

ファンタジーは蹴り落とされて、青春系はアドバイスをもらえる

だから自分は野球漫画・青春系を描こうと思ったんですよ。

内容としては、リアルな世界で若者の成長を描くみたいな。

出版社に通うのを辞める。きっかけはDecade?!

かいち
かいち

それを書くのが楽しいなと思ったのが一つで

それを続けていくんですけども

毎回、学園青春モノを担当者さんに持っていてという生活を繰り返して

結果につながらなかったので出版社に通うのを辞めにしたんですよ。

かいち
かいち

そこで26歳の時に、夢を諦めるかどうかと言うのに悩んでその時初めて自分の体験を漫画の中に入れたんですよね

それまでは、想像で何となく書いていた漫画を自分の原体験を振り絞って作ったのが「Decade」っていう漫画何ですよ。

かいち
かいち

Decadeの中には、

自分の体験が7割ぐらい入っていて、周りに26歳になっても夢を追うのかとかなり言われているのが入っている作品で

それが、自分の中でめちゃくちゃ面白い作品が描けたなと思っていて

これを書いて気付いたことは、人間を書いた方が面白いことが書けるなって思って

そこから、人間を知れば面白いものが描けると思いもっと人間を知らなければいけないと考えそこからリアルを追求していたった感じです。

りょう
りょう

すごい面白いです!!

6年間継続して続けられた理由

りょう
りょう

改めて漫画を6年間も持ち込む継続力が半端ないなと思ったのですが

どうして継続することができたんですか?

かいち
かいち

この間、会った時も話はしたと思うんだけど危険察知センサーが僕ないと思うんだよね。(笑)

何歳までにいくらぐらい収入があって、そうしないと結婚ができないとかそういうのがないんだよね。

りょう
りょう

それでいうと

周りの目とかが気にならない感じですかね?

かいち
かいち

気にならない訳では無いけど、さっき話した26歳まで出版社に持っていくというので当初の予定だと25歳までに出版なり何かしらの結果が出ていると思ったんだよね。

そこで、25歳までに結果を出すことができなかったので世間体を気にするか夢を追い続けるかで悩んで夢を選んだって感じ。

その理由が何かって言うと、馬鹿なんでしょうね(笑)

かいち
かいち

まあ、他の理由としては今までやってきたものもあるしここで辞めてしまったらこの5年間が水の泡になってしまうって言うところもあるんじゃ無いかな(笑)

漫画を描きたいと思ったのは小学生の頃

りょう
りょう

この選択で夢を追いかけられるってほんと素敵だと思います。世間的には、やりたいことがない人の方がほとんどで。

ちなみに、漫画を初めて書きたいと思ったのはいつなんですか?

かいち
かいち

絵は小さい頃から描いていて漫画を初めて書いたのは、小学校6年生の時なんですけど

そのきっかけは、棒人間の4コマ漫画を描いて学校に持っていたんですけどそれを友達の女の子に魅せたら爆笑して

この漫画を10本書いたら100円あげるって言われて漫画を書きたい欲よりもその女の子から100円を貰えると言うので半年ぐらい続けて

かいち
かいち

中学校に上がったら、それまでは男で絵を描けるのが自分しかいなかったのが同じクラスに絵が上手い子がいてその子が漫画を描いていて、

そこで初めて4コマ漫画じゃなくてちゃんと漫画を描いてみようと思ったのよ(笑)

かいち
かいち

そいつが漫画を持ってくるから俺もってなってちゃんとコマを割った漫画描こうと思ったのは中学校1年生の時だ。

自分の思い描いたストーリーを形にできるって言うのが楽しくて中学校1〜2年ぐらいは漫画を描いていて

漫画家を目指したのも、その辺りなんですけど

タイミングとしては中学校1〜2年生って進路を決めるのが初めにあって当時の自分は世間をよく知らない状態で(笑)

りょう
りょう

確かに、中学1年生で進路を決めるというのはかなり難しいと思います(笑)

かいち
かいち

だよね(笑)

そこで

働きたくない+有名になりたいを掛け合わせて自分のスキルでできることを考えてその夢を達成できると思ったのが漫画家だったんですよ

高校時代は〇〇部で熱中していた?!

りょう
りょう

そこから、高校時代はどうなっていったんですか?

かいち
かいち

そんな志だったから、漫画を描かなくなって

その理由は、自分が高校野球部に入っていたから忙しかったんですよね。

朝は、7時前に学校に行って夜は20時ぐらいまで練習をしていてそんなことしていたら漫画を書く体力もなくて高校3年間はほぼ描いてなくて。

でも漠然とやりたい夢だけは追い続けていて、高校3年の夏に割としっかりと漫画家になろうと思っていました。

りょう
りょう

ヘェ~、なんか不思議ですね。高校3年間野球をやってそこから漫画家になる。漫画研究会とか他の選択もあったと思うんですがなんで野球をやっていたんですか?

かいち
かいち

まず、うちは田舎だから漫画研究会とか無いですよ(笑)

で、野球部に入ったのは世間体を気にしたんですよ(笑)

もちろん、野球は好きだったけど運動神経はあまり良くなくて。でも野球は好きで、高校の野球部が厳しいというイメージはその頃から持っていて入るならいろんなことを覚悟しなければいけないなと思っていたんで

そこで、文化部か運動部に入るか悩みましたね。

ただ文化部に入ると、スクールカーストの地に落ちてしまうと思って(笑)

高校三年間、スクールカースト下位は嫌だと思って野球部を選んだ感じかな。

参照元:https://turedurenihitatte.xyz/2016/08/27/post-351/

かいち
かいち

また、中学校ぐらいからずっと野球漫画なら漫画家になれるのでは無いかと思っていて、でも日本で言うと高校野球は甲子園が花形じゃ無いですか、

なので、高校野球を経験したいと思っていて

だから高校野球を経験して、漫画になるんだっていうのを当時は思っていました。

りょう
りょう

それで考えると高校でも野球部を3年続けていて継続力すごいですね!!

かいち
かいち

いや、やめる勇気がなかっただけすよ(笑)

辞めたら皆んなから、弾かれるんだ俺の居場所ないんだって思って。

りょう
りょう

なるほど(笑)

このあとは、専門学校にいったんでしたっけ

かいち
かいち

そうですね。ちなみに、専門学校でも野球やって初めてレギュラーを取って千葉マリンで試合をしました(笑)

りょう
りょう

急激に上手くなったんですね!!

かいち
かいち

いや、周りのレベルが低かっただけです

で、なんか勝った感じで千葉マリンで試合ができた感じ(笑)

千葉マリンスタジアム

かいちさんの失敗談について

りょう
りょう

どのような形でも、千葉マリンスタジアムでやるのは羨ましいです!!

次に何ですが、かいちさんの中で失敗談について伺いたいです!

かいち
かいち

お金っていう面で汲み取ると、仮想通貨で300万円

人生の面で言うと貯金0で、独立とか

パートナー面で言うと、昔大好きだった恋人を軽んじてしまって離れてしまったなどがありますね。

かいち
かいち

ただどの失敗も、結果的に成功に繋がっていて

例えば、仮想通貨で300万円損した時は、

「仮想通貨体験記」という漫画を書いてそれが今も収益化されていています。

かいち
かいち

そのような経験から人生って、失敗の積み重ねだと僕の中で思っていて

それを生かすか生かさないかっていう話だと思います。

りょう
りょう

確かに話を聞いていて、生かすも殺すも自分次第だなと改めてそう思いました!

かいち
かいち

エジソンもこんな言葉残してますよ

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

だから、エジソンは失敗を認めて無いんですよね(笑)

成功するまで、やっているだけなんで(笑)

りょう
りょう

なるほど!

エジソン、流石すぎます!!

これからやりたいことはなんですか?

りょう
りょう

では、最後にかいちさんがこれからやりたいことを伺ってもいいですか?

かいち
かいち

人の心に残る作品を創りたいなって

Twitterでちょっと読んで忘れられる作品ではなく

今すぐ読んでもらわなくてもいいから

今後、10年20年100年先も

いつでもそこにあって、いつでも誰かが手に取られる

そんな作品を創りたいなって思ってます。

かいち
かいち

意味のあるものを残していきたい。

それは、小学校の時の漠然とした思いと繋がっているけれども

りょう
りょう

素敵な夢ですね。

ありがとうございます!!!

下記に、今回インタビューを協力してくださった
かいちさんの漫画やTwitterが載っております。
よければ、みて見てください!!

Twitter https://twitter.com/KAICHIRO_ISHII
漫画ブログ https://kaichinomangablog.com

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