今回は、札幌でCANDYSというアイドルグループをしている
大関 凪(おおぜき なぎ)さんにインタビューさせていただきました!!
アイドルという華やかな場所で、沢山の挫折を経験してきた凪さん。
そんな凪さんと話していると、とても応援したくなりますし人として素敵だと思いました。
そして凪さんに今回は、「過去を振り返って」いただきました。
・アイドルを卒業後、そのグループは半年後に武道館に立ち、メジャーデビューを果たす
・高校2年生の秋に父親が癌で亡くなる
・専門学生時代最後のオーディションで落ちて就職へ
この様な内容がギュッと詰まったインタビューぜひ読んでみてください。
アイドルを目指していた高校時代
今回は、インタビューさせていただきありがとうございます!
今回は凪さんについて、過去・現在・未来と言う順番で
伺いたいと思います!
早速ですが、1番最初にアイドルになった時期の話について教えていただけないでしょうか?
はい!
私は15歳の時に初めてアイドルになりました。
小学生の頃から、私はアイドルオタクでしたのでアイドルをテレビで見ては、家で真似して踊ってみたりして…アイドルが大好きだったんです。
そして偶然、高校受験が落ち着いたタイミングで雑誌を見ていたところ、私が好きだったグループの「妹分を募集します」という、アイドルオーディションの募集要項が目に入って応募して受かりました!
なるほど!
すごい行動力です!
その時は、アイドルに受かるぐらいなので凪さんはクラスのマドンナ的な存在だったんですか?
そんなことは全然なかったです(笑)。
そのときの私は、競泳の水泳やってたのでバリバリのスポーツマンでした!
なのでそういうモテてたとか、噂とかは全くないです!
むしろ、筋トレしてプロテイン飲んで毎日泳いでオリンピック行くぞ〜みたいな感じでした!
アイドルとの両立生活がスタート
バリバリのスポーツマンだったんですね(笑)
では、話の流れ的にアイドルをしながら高校生生活を送った感じですか?
そうです!
第一志望に合格するぐらいのタイミングで、アイドルの合格通知が来たんですよ!
そこから、毎週末に函館から東京に通う生活がスタートしました。
ということは
土日は東京・平日は函館のような生活っていうことですか?
そうです!
平日は学校生活を送り、週末に東京に通い仕事をしていました。
アイドルのお仕事について
ちなみに、アイドルの仕事ってどのようなものなのですか?
事務所がavexというところで、最初は研究生という立場でスタートしました。
その時は、先輩のグループのライブでオープニングアクト(前座)やバックダンサー、握手会などの活動をしていました。
avex!!そうなんですね!
ちなみに、この時の心境も伺いたいのですが、いざ憧れの場所に踏み入れた時って、凪さんはどのような思いだったんですか?
やっぱり全部が新鮮でやっぱり輝いて見えましたね!
好きだったグループの妹分になることができたので、「何だろうこれ夢かな」みたいな感じで、すごく楽しかったです!
確かに、夢叶いましたもんね!
研究生からアイドルデビューへ
ではこの研究生の中で凪さんが選ばれて、アイドルデビューをした形ですか?
そうですね!
30〜40人いる研究生の中からGEMという宝石を意味したアイドルグループのスターティングメンバー(仮のメンバー)という名前で選ばれたんですよね。
GEM(ジェム)は、かつて存在した日本の女性アイドルグループ、ダンス&ボーカルグループ。2012年に結成、2018年に解散。SUPER☆GiRLS、Cheeky Paradeに続くレーベル第3弾アーティストとしてデビュー。最高オリコンランキングは3位。
https://ja.wikipedia.org/wiki/GEM_
すごいですね!
何か、選ばれた要因はありましたか?
恐縮ですが、「アイドル性が高い」という評価をいただいていました。
言葉で表現するのは難しいですが、アイドル性とは「応援したくなる存在であるか」といった指標なのかなと解釈しています。
自分の人懐っこさが、この評価に繋がったのかなと思っております。
確かに凪さんと話していて、そんな感じがします!
武道館に残り半年で立てるタイミングで卒業を決意
凪さんの記事であと少しで武道館に立てるところで、卒業したと書いてありましたがその時の心境を伺ってもよろしいでしょうか?
また卒業した当時のブログなども読んでみて、400通くらいコメントが届いていてとてもファンから愛されていたんだなと思いました。
はい。
私は、研究生のグループとGEMというグループの兼任している形でやっていました。
その中で、「市内でいちばん宿題が多い」と有名な高校だったので、活動が本格化するにつれ、段々と両立が難しくなってきました。 周りの環境について行けなくなってしまいました。
ただGEMに入れたことは、もちろん嬉しかったです。しかし、GEMはデビューを目指すグループなので、当然高いレベルも求められています。
そして私は、その高い環境について行けませんでした。
私はこれまで水泳命の、アイドルオタクで、歌もダンスも全く経験はなかったので、ハイレベルな中に「やばい!迷い込んでしまった!」という感覚がありました。
でもアイドル性を評価していただいて、入れたのはすごくありがたかったですし嬉しかったんですけど、やっぱり実力も伴わない。
そして地理的環境もマイナスになり心も辛くなっていて、自分にはできないなっていうことで卒業決めて、デビューする前に辞めたという形です。
この話を聞いて、アイドルは競争が激しいのだと思いました。
凪さんのその後っていうのは、普通に高校生活に戻られた感じなんですか?
そうですね。
高校2年生からは普通の女の子に戻ったという状況でした。
普通に勉強しながら部活をしたり過ごして、1年生のアイドルだったときに出れなかった文化祭などの学校行事にも参加しました。
でも卒業のブログでいただいたコメントとかを見ると、すごく涙も出ましたし応援してくださった方がいる中で、卒業という裏切るような結果になってしまって申し訳ないなという気持ちはありました。
その自分の弱さみたいなところは、ずっと後悔が残っています。
確かにそれは後悔が残りますね・・・
高校2年生の秋 父親が癌で亡くなる〜その後
その後の話になるのですが、凪さんは高校を卒業してからはどの様な選択をしたんですか?
その話をする前に高校2年生の秋に、自分の父親ががんで亡くなったんですね。
それが大きなきっかけとなっていて、自分の父親は私のことを応援してくれていました。それこそ、自分が出た雑誌とかを何冊も買ってくれて友達に配ったり、お店に置いてくれと頼みに行ったり。
なんかすごく自分のことを、自慢の娘だと広めてくれていたそうなんです。
そうだったんですね。。。
そしてアイドルを卒業したいと言った時も、父からも「まだデビューしてないじゃないか」あと少し頑張れってみればと言われてました。
でも私はその反対を振り切って、辞めました。
その後、父は亡くなり葬儀に来ていただいた父の友人が私のアイドルのときの話をしてくれました。
その時、「親父いつも楽しそうにお前のことを話していたぞ」と言われて、「お前の活動が生き甲斐だったんじゃないかね」と言っていて、私なんでアイドルを辞めたんだろうって思ったんですよね。
どうしても考えてしまいますよね。
あそこで、ぐっと踏み止まっていたら「癌で亡くなったという結末も変わったかもしれない」、「もっと大きな夢を見せてあげられたかもしれない」そう思ったときに、もう1回アイドルをやろうって思ったんですよね。
そして高校3年生の時に、ファイターズガールのオーデションを受けて合格したという感じです!
ファイターズガールから〜2度目のアイドル挑戦
そうだったんですね!
それからは、ファイターズガールを長いこと続けていた感じなんですか?
そうですね。
ファイターズガールで表現活動を続けながらダンスや歌、演技を学べる養成所に入りながら札幌で過ごしていました。
そうなんですね!
その当時は専門学校に通っていたぐらいということですか?
はい!ブライダルの専門学校の大学1〜2年生の時でした!
ただ中々事務所が決まらず、周りは就職活動が進んで内定をもらったりしている状況でした。
そして先生からも「大関さん、どうするの?どうするの?」と言われていました。
ただ私は、「2年生の間でどうにか事務所を決めて東京でデビューをするんだ」だから待ってくださいと言いました!
先生からしたら、かなりの問題児ですね笑
そこで、事務所は決まったんですか?
最終で落ちました。。。笑
そしてこれ落ちたら後が無いという感じだったので、就職をしました!
なんと、、
就職へてある人との出会いから〜3度目のアイドルへの挑戦
そこから、どうやって凪さんがアイドルに戻ったかがすごい気になります!
というのも、一度就職をすると中々戻れない世界だと思いますので。
そうですよね。
私の転機は、にこてぃん(小林虹子さん)に会ってからです。
にこてぃんは、ファイターズガール時代の先輩でSNSでは知っていたんですけども会うのは初めてででした。
その会った時に、にこてぃんさんが「アイドルのセカンドキャリアを応援したい」という夢を語っていました。それが私のやりたいことと、偶然一致しました!
すごい、運命的な感じがします!
そうなんですよ。
子どものために生きることが当たり前の生活から、少しずつ社会との関わりも増え、1人の女性として自分らしさを取り戻していくことができました。
3度目のアイドルリベンジですね!
スナックキャンディーからCANDYS結成へ!
では、最初は元アイドルが働ける場所というので活動をしていた感じですか?
それは実現には至らず、にこてぃんは別の形で別のお店をオープンすることになりました。 それがスナックCandy札幌店です。
そして、札幌candyが出来て一度ライブビューイングをやらせていただきました!そこから、スナックCandyの中でアイドル文化がだんだんと根付いていって「CANDYSやっちゃう?笑」と言ってアイドルグループを結成しました!
そして、2ヶ月後にライブをして札幌で満員でした!!
すごい、物語です!
オーディションをして仲間が7名へ〜選考は挫折した人??
それから、CANDYSでオーディションをして7名に増えたと記事で見ました。
その時の、オーディションの選考が面白かったのでご説明していただいてもいいですか?
はい!
「挫折したことがある人」というのが唯一の条件でした。それは今でしたら誰でも地下アイドルになれる時代です。そんな時代だからこそ、「ちゃんと思いを持って誰に何を届けたいか」、「なぜ自分がそこに存在する意味があるのか」信念を持って一緒に活動してくれる人が欲しいなと思いました。
なるほど!
確かに、自分もまだまだ素人ですがインタビュアーと名乗っております(笑)
これからの夢〜
次に、凪さん自身でもいいですしCANDYSとしてどうなりたいかというのを伺いたいです!
CANDYSでは、北海道No.1アイドルになりたいという夢があります!
そして3年後には、ZeepSapporoで1000人動員したいという夢があります!
No.1というのは、「北海道のタレントといえばCANDYSだよね!」と名が上がるようになりたいです!
最高の夢ですね!!
ちなみに何ですが、動員1000人に向けて現在取り組んでいることは何かありますか?
はい!
3周年で1000人と考えて、その逆算で1周年で300人の集客を目標にしてます!
全国でチケットの手売りをしたり、YouTubeのチャンネル登録者数を増やす企画を考えたりしています。 普通のアイドルだと見せない、無謀なことに挑戦していく姿や、そのプロセスを見ていただくおもしろさがあると思っています! その過程で一喜一憂しながらも、強く進んでいくCANDYSを一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです!
確かに!
noteとかyoutubeとか観ましたが、何かどれもいい意味で全てを曝け出している感じがしてとても好きです笑
凪さんにとってアイドルの魅力
では、最後に凪さんが思うアイドルの魅力について伺いたいです!
私は、「ファンの方と一緒に作る空間が好き」だと思っています!
他のアーティストさんだったら歌を届けるとか、割と一方的な感じだと思うんですよ。
ただアイドルだったら、コールとかサイリウムで会場を一色にしたりとか受け取る側と届ける側が同じ気持ちになって楽しめるのが最高だなと思っております!
確かに、映像とかを見させていただいてそう思いました!
これからもCANDYSを応援しております!
頑張って下さい!!
今回から、インタビューを受けて下さった方とラジオトークも始めました!
興味ある方は、ぜひ聞いてみてください!
今回インタビューを受けてくださった、凪さんの情報は下記からご覧ください。
また、インタビューを受けたい方はお問い合わせからお願いいたします。
コメント