幼い頃の夢は漫才師！源田光広さんの自衛隊入隊から現在への道筋　Vol19

やんちゃではなかった気がするな。まあみんなで何かやろうぜってなったら

右へならえの性格やったな。

ノリはよかったな。将来の夢は漫才師って書いてたし。

小学校5年生のときに『すんげー!Best10』っていう関西ではかなり有名なお笑い番組があってんけど、クラスの人気者のやつがその漫才とかコントをコピーしてやっててん。俺もそれで番組を見るようになってて。

6年生になって俺が転校したんやけど、『すんげー!Best10』を周りで見てる子がいなかったんよ。だからこっちで披露してったらええなって思って。そしたら結構ウケてて。そこからお笑いに目覚めたって感じやな。

やってたな。中2の時の仲いい子が先輩の前で一発ギャグをしてて、その子がネタ一緒にやろうよ声かけてくれたんよ。そこで『すんげー!Best10』のネタをその子に教えて一緒に先輩に披露してん。そこでめっちゃ先輩の前でウケて。そこから2人で漫才するようなったな。

自分で決めるのをめんどくさがるタイプやったから、親がリストアップした高校の中から決めたな。

昔から揉め事が長引くのが嫌なんよ。揉め事になりそうやったら、譲ることが多いしな。小学校三、四年生のときの先生を厳しすぎたってのもあったかもしらん。反発して怒られるのも面倒やしな。

やらんかったな。高校で私立に入って同じ中学のやつも2.3人しかおらんかったから。クラスも人間関係ゼロから構築になるやんか。その中で『お笑いやってんねん』って言うのが恥ずかしかったのもあるな。

せやな。鳥取大学の農学部に入って国際環境科学って砂漠でも植物作物が育てることができないかみたいな、そういう専攻やってん。鳥取は砂丘があるから、要は近い環境で実験ができるんよな。

メキシコが乾燥地帯で砂漠に近い環境やから、鳥取大学とメキシコにある研究所が共同で研究したりとか、大学の職員が研究所で研究する交流があってん。ちょうど俺が大学3年のときにメキシコに行く実習があって、それに立候補して同じ農学部の子達と行ったな。

そうやなー。メキシコの海岸沿いで、フェスティバルがあってん。イメージで言えば、日本の夏祭りの店がバーって出てる状況でステージがあって、リオのカーニバルみたいな感じでめっちゃ踊ってたりとか、なんか大道芸やってる人がいたりそんな感じ。そこで俺と友達2人歩いてたら逆ナンされたんよ。

そう。メキシコ語わからんから、とりあえず電話番号を聞いて、泊まってた宿舎のオーナーに、事情伝えて近くのバーで約束つけて、当日俺と友達で行ったわけよ。けど待てど暮らせど来なくて、もう一回オーナーに電話してもらったら、実は高校生でテンション上がってそんなんやってしまって、別に元々行くつもりなかったみたいな。

日本人はめちゃくちゃ人気あるよ。研修が終わってメキシコシティに遊びに行って国立美術館みたいなところに俺1人で見てたら、日本語勉強してる女子大生に声かけられて、一緒にお茶してん。その子らに「明日、学校の授業来て」って言われたから日本語学校の授業を一緒に受けたこともある。メキシコの人寛大やなっておもったよ。全然知らない外国人を授業に連れて行くんやもん。

元々マスコミ志望でテレビ局とか新聞社とかはSPIの試験勉強してて友達が自衛隊の試験を受けるからって、誘われてん。

マスコミの勉強の一環で自衛隊も受けて、たまたま受かった。

いや全部同時並行でやってて7月末に自衛隊の合格が来て、もうこれ以上就職活動したくなかったから、やっと終わったと思って自衛隊にした。

お笑いを辞めた理由は大学4年生、大学院生1年生、大学院2年生の3年連続でM1グランプリを受けたんよ。
当時、島田紳助が「M-1グランプリは優勝者を決める大会じゃなくて、この大会は芸人を辞めさせるきっかけを与える。」て言っててん。

3年連続を受けて落ちたから、才能ないんやなって思って諦めがついたんよな。

色々教えてもらったけど、続けたくはないな。幹部自衛官て、最初に基礎を叩き込まれてから、部隊配属されて、ある一定の期間経ったら同期で集められて、学校教育、部隊配属の繰り返しなんよ。その中での２回目の学校教育が楽しかったな。

戦術やな。簡単に言えば、敵部隊が攻めて来たときにどうやって守るのみたいな。こういう部隊配置してこういう戦略にしてとかを決めるねん。通常は大学卒業したら、3尉っていう階級から始まるけど、俺が大学院卒やったから2尉から始まったんよ。2回目のときは２尉だけ集められるから、今まで一緒に勉強してたやつと全然違うやつを勉強することなって。

全然。フラットに喋りかけて、たまたま仲良くなったやつが結構おちゃらけたやつで仲良くなって楽しく過ごせたし相談も乗ってくれていい人に出会えたっておもってる。そいつにマッチングを教えてもらって結婚したしな。

どの会社も一緒やと思うけど、中間管理職やから上司に言われ下から突かれの板挟みで疲れてしまったことかな。普通自衛隊の幹部はみんな通る道やから、それに耐えられなかったていうだけの話やけど。

思ったな。だけどやめるって言う勇気がなかったし、やっぱり上司の反応度が怖かったのはあるな。

いやもう、入院前からもうずっとやめたやめたいと思ってたから、大きい理由は当時の上司と良好な関係を築けてなかったのが大きいな。

辞めてから半年はもう完全無職でそこからフリーター、契約社員、正社員、その中で、オンラインサロンとか入ったりしてたな。オンラインサロン自体は30代前半のときから入っててん。

最初はホリエモンの「HIU」っていうオンラインサロンで次にイケダハヤトのブログに特化したオンラインサロン、キングコングの西野さんのも入ってたな。元々その西野さんのLINEブログずっと読んでて、当時「ジモティー」で西野さんの講演会のスタッフ募集してる人がおって、連絡して講演会のスタッフさせてもらったんよ。その人がビジネススクールやっててそこから入ったんよな。

そうやな。影響力が欲しかったってのはあるな。西野さんの講演会のスタッフとか2回くらいやって、箕輪さんのもやった経験もあるし、次は自分でやりたいな気持ちが出てきて始めた。西野さん自体が「マイク1本あれば何でもやるよ」って言ってくれてるから、ぶっちゃけめっちゃ簡単やったな。

いや。西野亮廣の知名度はやっぱ凄いよ。言うても芸能人やからな。

ずっと本は出したいなと思ってて、クラファンもやってたから。

単純に人に会いまくっとったからじゃないかな。オンラインオフライン関わらず。何かイベントがあったら、とらあえず参加してたのが大きい気がするな。そのとき頑張ってやるというより、それまでの積み重ねやと思うで。

やりたいことな。丁度けんすうさんので本で最近書いたよ。

ちょこちょこ書いて、まだ60個ぐらいやけどな。その中で共通するのは、例えば今やってる動画編集のフリーランスとして自立したいやな。フルリモートで時間と場所にとらわれず働きたいっていうのは大きくあってその手段としてフリーランスって感じかな。そこから派生してやりたいことで言うと、紅白歌合戦の審査員とかも書いてるし、別荘を持つとか。あと店舗ビジネスもやりたい。メンチカツ専門店とかな。

雇われは嫌やな。個人かもしくは俺が組織を作るっていう手もあるな。

そうやな。大げさにしないってことかな。何かショックなこととか起きたらいやすごいへこんで、終わったみたいなリアクションするけど、そんなことないからって思うから。何か自分の手を動かして自分が悩んで解決するならいいけど、へこむ時って多分そういうのが無理なときだから、そこはもう一旦切り替えて、次に行くっていうようにしたらいいと思うな。

いや俺もうどうしようどうしようって悩むタイプやったよ。

自衛隊辞めて、正社員入ったときに精神的にめっちゃ楽やったんよ。

あの時の厳しい環境に比べたら、人生何とかなるって思ったんかもな。

LOVE理論っていう本は、めちゃくちゃ役に立ったよ。

Love理論ってモテない男子が好きな女の子を落とすための本なんやけど、対象好きな女の子じゃなくて、やりたい目的に合わせたらいいんよ。例えば執着分散理論とか。

例えば、Aっていうコミュニティだけでのし上がろうとしても上がれへんかもしれんけど、BもCもDも行ったら、Bで得た知見がAでも生かせるって感じやな。